北欧と日本の歯の意識の違い
日本では歯医者は痛くなってから行くところというのが常識ですが、歯科先進国といわれる北欧の国々や英国、米国では、歯科医院は「予防」に行くところで、痛くなる前に定期的に通院するのが常識です。
定期検診の受診率は歯科先進国のひとつであるスウェーデンで90%、米国では約80%なのに比べ、日本ではわずか2%ほどしかありません。そしてその数字に呼応するかのように80歳時点での残存歯の平均に差が生じています。
※厚生労働省:平成17年度歯科疾患実態調査, 2005(無歯顎者を除く)